SCISSORS鋏
ソフトの解説よりそのままコピ-しました
1.windows7にて動作Okです
http://book.geocities.jp/gardeniainslumber/index.html
こちらのいくつかのソフトがありますが、鋏の画像のものです(scissors.exe)
クリックしてDLしてください
このソフトは、画像の好きな場所から好きな形を切り抜くツールです。
扱う画像形式は次のものです。但しパソコン画面より大きなサイズの画像は扱えません。 PNG 8, 24 bit 無透過 JPG 24 bit GIF 8 bit 無透過 TIFF 8, 24 bit 無圧縮 BMP 8, 24 bit
2.このソフトには次の 6 種類の機能があります。
(1) 読み出し
(2) 外切り落とし、内切り落とし、型抜き
(3) 背景色設定、背景透過
(4) アンチエイリアス、周辺ぼかし、周辺散らし、影附け
(5) トリミング
(6) 保存
(1)
画像を読み出すにはツールバー左端のボタン を押します。
四番目のボタン を押すとメニューが出て、上に書いた (2)〜(5) の機能を選ぶことが出来ます。
(2)
「外切り落とし」を選べば画像に描いた閉曲線の外側を切り落とすことが出来ます。
まず画像のどこかでマウスをクリックします。するとそこに点が置かれ、マウスを動かせばそこからマウスカーソルまで自動的に曲線が伸びて行きます。マウスをクリックすればこの曲線が確定して画像上に載ります。以降これを繰り返します。曲線が一巡りして開始点附近に戻って来たら、最後の打点は
Ctrl ボタンを押しながら行って下さい。曲線が自動的に閉じて閉曲線の外側が切り落とされます。
閉曲線の内側を切り落したい場合には「内切り落とし」を選んで同様の操作をします。
また、「型抜き」を選べば、9 種類の型「楕円」「撫で角」「十字星」「五稜星」「花」「クローバ」「ハート」「目打ち」「レース」で画像の好きな部分を型抜くことが出来ます。
やり方は次のようにします。型の選択と同時に画面の左上隅に楕円、撫で角、等の型が表示されます。型の内側でマウスボタンを押してドラッグすれば型が移動します。型の右下隅にある小矩形をドラッグすれぱ型のサイズが変ります。好みの場所で好みの大きさにした後、Ctrl ボタンを押しながらマウスを左クリックして下さい。型抜きが実行されます。
なお、型の右下隅にある小矩形は作業用に表示してあるだけのもので型の一部ではありません。
切り抜き作業、型抜き作業は何回でも連続して行うことが出来ます。例えば最初
D の字形に切り抜き、次に左右を逆にした D の字形に切り抜けば、重複した場所が O
の字のような形に残って切り抜かれます。もし後の作業で失敗したら「やり直し」ボタンというもの(後に説明があります)を押して下さい。一つ前の段階、即ち D
の字形の所まで戻ります。面倒な切り抜きは何回かに分けて切り抜くことをお奨めします。
曲線が描き易いように幾つかの機能が附けてあります。
マウスホイールを 手前に 廻し て下さい。マウスカーソルのある場所を中心に画像が 2、4 、8 倍に拡大されます。マウスホイールを向うへ廻せば縮小です。
画像を拡大して点を置いて行くとマウスが画面の端に来てしまうことがあります。そのときは マウスを右クリック して下さい。画面が移動してマウスカーソルが画面の中央附近に来ます。もし画面が移動しないようでしたら、それはマウスが既に原画像の端に来ていて移動させる余地の無いことを意味します。
滑らかな曲線ではなく直線が欲しいとき、例えば鋭角を出したいようなときには マウスをダブルクリック します。線はその場所から次の打点まで直線で出ます。もし全点をダブルクリックで打って行くなら、例えば周囲を菱形や星形で囲うことが出来ます。
注意点が三つあります。
a.描く閉曲線は自分自身と交わらないものでなければなりません。つまり 8 の字のような形は駄目ということです。もし曲線で 2 つ以上の領域が囲われているときには一番上の領域を除いてすべてが無視されます。余り狭く縊れた閉曲線を描くと、大丈夫な積りでも実際は
8 の字になっていて思う様に切り取れない場合があります。注意なさって下さい。
b.型抜きは、画面から型がはみ出ていない状態で作業して下さい。はみ出た状態でクリックしても型抜きは実行されません。
c.最後に、描線時マウスカーソルまで自動的に引かれている曲線は、操作のし易さを考えて仮に表示してある曲線であってその後に描かれる実効曲線と同じものではありません。どう違うのかは長くなりますので説明を省きます。実際に操作してみれば直ぐに感じが掴めるかと思います。
(3)
切り落とされて白くなった背景に色を附けるにはメニューの「背景色設定」を選択します。するとカラーダイアログが出ますので好きな色を選んで下さい。その色が余白を埋めます。
背景を透過したい場合にはメニューの「背景透過」を選択します。
(4)
切り抜いた輪郭は通常ギザギザしています。それを滑らかにするのが「アンチエイリアス」です。背景が透過色になっている場合はアンチエイリアスも半透過色を使って行われます。
「周辺ぼかし」は輪郭を徐々に背景と馴染ませて行く処理です。また「周辺散らし」は多数の砕片を散らして背景と馴染ませる処理です。
「影附け」は所謂ドロップシャドウです。切り抜いた画像の右下方向に淡い影を落とします。
(5)
保存する前に画像サイズを変えたいときは「トリミング」を選択します。
画面上の場所 A でマウスの左ボタンを押し、押したままマウスを場所 B まで運べば AB
を対角線とする矩形が描かれます。ボタンを離せば画像がその矩形の大きさに縮みます。矩形のサイズはツールバーにリアルタイムで表示されます。
(6)
画像を保存するにはツールバー二番目のボタン を押します。
画像形式は自由に選ぶことが出来ます。それぞれ次のような形で保存されます(但し BMP の 32
bit は対応しているソフトが現在極めて稀な為に大抵のソフトでは透過表示されません。その点ご留意下さい)。
PNG 24
bit (透過処理をした場合には 32 bit)
JPG 24 bit
GIF 8
bit (透過処理をした場合には背景透過)
TIFF 24 bit
BMP 24 bit (透過処理をした場合には 32
bit)
どの操作でも予期と違う結果の出るときがあるものです。そのときはツールバー三番目のボタン を押して下さい。直前の状態に戻ります。但し戻るのは一回分だけです。昨日へは戻れても一昨日までは戻れません。
ソフトを終了するにはツールバー右端のボタンを押します。
3.アンインストールの方法
解凍して出て来た三つのファイル、 「鋏.exe」 「鋏.ini」 「お読み下さい.chm」 を入れ物のフォルダごと削除すればアンインストールが完了します。